日米文化比較

2008年1月10日 (木)

米国でのマナー

日本からアメリカに来て、戸惑うのはマナーの違いである。日本で当たり前の事が、こちらでは全く通用しないことがある。

日常での例を挙げてみよう。

まずエレベーター。こちらのエレベーターは、よっぽど混んでいない限り、必ず女性から先に乗り、先に下りる。いわゆる「レディー・ファースト」である。

レストランやデパートなでの入り口でドアを開けた際は、後ろを確認し、後から入ってくる人がいた場合は、すこし待って空けておく(日本の場合、デパートの入り口は自動ドアが多いが、何故かこちらではあまりみかけず、ほとんど手動である)。これを守らないと、相当感じが悪い。

駅や混んでいる道で人にぶつかりそうになった時や、ぶつかってしまった時は相手の顔を見て(時には笑顔で)、「I am sorry」とか「Excuse me」と言う。当たり前のようだが、日本で同じ状況なら、にっこり笑ってすいませんなどと言おうものなら、変なおじさんに見られてしまうことは必定だろう。

妊婦や小さな子供連れは最優先。日本の電車などで、小さな子供を抱えたお母さんが窮屈そうに立っていたり、段差の前でベビーカーが進めず、戸惑っていたりしても、結構知らん顔されることが多いが、アメリカではまずありえない。すかさず、周りの誰かが助けをだす。これはほぼ100%間違いない。

こうしてみると、なんだかアメリカの方が礼儀正しい国だ、といっているようだが、こうした違いは文化的背景に起因するらしい。

アメリカでは、様々な人種が雑多に住んでおり、隣人でも言葉や文化が違うのは当たり前である。こうした環境では、公共の場では、常に「わたしはあなたの敵ではありませんよ」といったサインを送るのが相互に大事になってくる。

まあ、そうした背景を抜きにしても、公共の場では、アメリカの方が過ごしやすいのは否めないと思う。アメリカに2-3年滞在した後に日本に帰ると、「マナーが悪いなー」と思ってしまう自分がいる。