Hair Spray
お正月休みの間に、あまりに暇だったので、ケーブルテレビの有料チャンネルで「Hair Spray」を見た。
ボルチモアの太めの女の子が、テレビのダンスショーに出て、一躍スターになる、、、といった話。
感想は、、、主人公に気持ちが入っていけなくて、どうにもつまらなかった。主人公の女の子役の女優さんは、映画に出る前は、ファースト・フードでバイトをしていた普通の女の子で、この映画のためのオーディションで見事主役を射止めた、という映画さながらのシンデレラ・ガールなのだが、個人的な好みもあるだろうが、どうもピンと来ない。見ていて楽しくないというか、画面で華がないというか。。。
女の子の憧れの男の子役は「ハイスクール・ミュージカル」で一躍スターダムにのし上がったザック・エフロン。これも、また役に合っていない。リーゼントで決めてみたものの、全然ワイルド差が出ていなくて、どうにも引き立たない。
脇を固める役としては、主人公の女の子のお母さん役にジョン・トラボルタが特殊メイクの上、臨んでいるのだが、着ぐるみの巨大なキャラクターが妙にはしゃいでる感じで、これもまた頂けない。
また、映画のストーリーとして、差別されていた黒人文化の解放という別のテーマがある中、黒人の男の子と白人の女の子が恋に落ちるのだが、どうもなまめかしくて、全く爽やかでない。。。
というわけで、すべてにおいて、チグハグな映画だった。最後の見せ場のダンスシーンも、はやく終わらないかな、、、と思って見てしまったほどだ。
この映画の元になったミュージカルを4年ほど前にブロードウェイで見た事がある(これは余談となるが、マンハッタンに一人で住んでいた時期にふらりと昼間に見に行ったのだが、たまたま目の前の席に大竹しのぶや三田寛子が子供連れで見に来ていて、驚いた)。ミュージカルではストーリーも踊りもテンポがよく、すごく迫力があって面白かったのだが、映画ではそのミュージカルのよさを残念ながら、引き出せなかったようだ。
という訳で、「Hair Spray」は、自分の中では全くお勧めできない映画の一本となった。

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