侠客
池波正太郎の「侠客」を読んだ。
池波作品は、有名な「鬼平」や「剣客商売」以外にも、いくつもすばらしい長編小説があるが、「侠客」はなかでも非常に良作な作品の一つだと思う。
歌舞伎で有名な作品を下地に、町奴の塚本長兵衛と旗本奴の水野十郎左衛門の出会いから死までが対照的に描かれる。
途中の、長兵衛が大名行列へ討ち入るシーンは迫力があり、あきさせない。
最後のクライマックスに向かう二人の生き様の描き方は見事としかいいようがない。池波正太郎が理想とする男の生き様を描いた作品といえよう。
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池波正太郎の「侠客」を読んだ。
池波作品は、有名な「鬼平」や「剣客商売」以外にも、いくつもすばらしい長編小説があるが、「侠客」はなかでも非常に良作な作品の一つだと思う。
歌舞伎で有名な作品を下地に、町奴の塚本長兵衛と旗本奴の水野十郎左衛門の出会いから死までが対照的に描かれる。
途中の、長兵衛が大名行列へ討ち入るシーンは迫力があり、あきさせない。
最後のクライマックスに向かう二人の生き様の描き方は見事としかいいようがない。池波正太郎が理想とする男の生き様を描いた作品といえよう。
居眠り磐音シリーズの第一巻「陽炎ノ辻」を読んだ。
すでに600万部を誇るベストセラーらしい。
登場人物の坂崎磐音は、非常に魅力的なキャラクターだ。
爽やかで、おごったところがなく、女・子供など弱いものには常に深い思いやりで接する。
しかし、いったん剣を抜くと、得意の居眠り剣法で、悪者をばったばったと切り倒す。
主人公の境遇などは、藤沢周平の用心棒日月抄シリーズの青江又八郎を思い出させるが、磐音の方がより爽やかで現代風な主人公に仕上がっている。本の中であえて、磐音の容姿についての描写がないのは、読者の想像力にまかせるためだろう。
登場人物が生き生きと江戸の町を闊歩するのは、池波正太郎の小説を思わせる。作者が綿密に江戸の地図を調べているのだろう。
ストーリーは、後半は、書き下ろしのためか、単純さは否めないが、一気に読ませる面白さがある。
池波正太郎の小説を読みきってしまって時間をもてあまし気味だったが、居眠り磐音シリーズ、第二作目以降を読むのが楽しみだ。
先週日曜日の昼に、家族でリトル・マーメイドを見に行った。
ちょうどスーパーボールの日ということもあったのか、観客はほとんどが女性。
内容は、ディズニーの有名な原作をほぼ忠実にたどっているので、たとえば英語がわからない観光客のひとでも、十分楽しめる。
作品の感想は、主役のアリエルを演じた女優さんが最高に光っていた!ディズニーのアニメーションの中から、本当にアリエルが飛び出してきたかのような、躍動感のあるすばらしいパフォーマンスだった。
また、アースラ役の女優さんも、アニメーションのようなでっぷりした感じではなく、アメリカによくいる、頑張って若ぶっている派手なおばさん風で、これはこれで迫力があってよかった。
ただ、セットについては、「ライオンキング」や「メリーポピンズ」に比べると安っぽかったし、ローラー靴を使うことで、泳ぐ感じを出す手法もしっくりこなかった。有名な「Under the Sea」を歌う場面も、インパクトでは、「美女と野獣」の「Be Our Guest」のシーンと比べて見劣りするように感じた。
結論としては、セットはすこしチープだったが、物語の分かりやすさと、出演者のいきいきとしたパフォーマンスで十分楽しめる作品だった。最後のカーテンコールでは、観客は総立ちに。娘たちも、アリエルが見れた上に、キーホルダーやCDまで買ってもらって大満足の一日だったようだ。
ジャイアンツが、奇跡を起こした。
あの無敗のペイトリオッツを破り、スーパーボウルを制した。
開幕2連敗した時、誰がこのチームが優勝するだなんて予想しえただろう。
Nothing is Impossible
この言葉を思い出させてくれる、努力の勝利だった。
特にすばらしかったのは、トム・ブレイディを追いかけまわしたディフェンス陣と、平常心で、そして語り継がれるであろうスーパープレーを見せたイーライ・マニング。シーズン中、辛らつなニューヨーク・メディアに徹底的に批判されても、自身のスタンスを全く変えなかった男。心から賞賛したい。
他のチームは来期を見すえて動き出している。ペイトリオッツもリベンジに燃えているだろう。ただ、今はこのすばらしい勝利に酔いたい。
今週末はスーパーボウル。テレビのCMなどもスーパーボウルを意識したものが増えてきた。なんといっても、視聴率40%を超えるアメリカ最大の祭典なので、プレーする選手だけでなく、見る方も気合が入っている。ネットでは既にチケットが1枚100万円を超える高値で売買されてるそうだ。
ニューヨークに住んでいることもあり、僕は当然ジャイアンツ・ファンである。今シーズンはずっとジャイアンツを追っかけて来たし、試合もスタジアムに見に行った。そういった訳で、ジャイアンツがスーパーボウルに出るのは非常にうれしい。
スーパーボウルに出るとなると、とたんにメディアの露出が大きくなって、これまでニューヨークのローカルヒーローが一躍全米で脚光を浴びるようになるのが面白い。
特にプラクシコ・バレスは、意識的にかは知らないが、やたらペイトリオッツを挑発する発言を繰り返しており、「ジャイアンツが24-17で勝つ」といった予想までしている。それを聞いたペイトリオッツのブレイディは「たったの17点?バレスが守備でもするのか?」と、軽くジョークでかわしていた。
いずれにせよ、日曜日が楽しみだ。下馬評は圧倒的にペイトリオッツが有利だが、1分先は何がおこるかわからないNFL、ジャイアンツの奮戦に期待したい。
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