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2008年1月16日 (水)

サブプライム巨額損失(1)

ウォール・ストリート・ジャーナルのオンライン版で、シティグループが第4四半期だけで、174億ドルもの損失をサブプライム絡みで出すとの報道があった。174億ドルと言えば、110円換算すると、1.9兆円。。。ちょっと信じられない数字だ。

シティグループは、CDOなどのモーゲージ債を組み込んだ仕組み商品を積極的に組成、販売しており、そのつけがここに来て、大きく回ってきているということだろう。

サブプライム・ローンは、実態のない住宅市場を作り上げてしまったといえる。その仕組みは、本来、借りる事の出来ない人々に対して、ローン会社がどんどんローンを提供し家を買わせ、その為、住宅価格は上昇、投機的な資金も次々と流入した。

こうした住宅ローンを加速させたのが、CDOなどの仕組み債だ。証券会社は住宅ローンを集めて証券化し、リスクを分散させた上で投資家に小口で販売した。こうした証券化商品は、S&Pやムーディーズといった格付会社が格付を提供した為、投資家は安心してどんどん買った。そして、資金が米国の住宅ローン市場に積みあがっていったのだ。

しかし、こうしたバブルは長く続かない。住宅ローンを組んでいた個人が次々とデフォルトを起こし、住宅ローン会社がつぶれ、CDOなど仕組み債を発行していた大手証券会社も深い傷を負うことになった。

住宅ローン会社や大手証券会社は、砂上の楼閣ともいえる住宅ローン市場でこれまで大きく稼いでいた訳で、その儲けを全部吐き出してしまったわけだ。

一方、大損する銀行、証券会社を横目に大もうけした人たちもいる。そう、ヘッジファンドである。。。

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