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2008年1月 5日 (土)

読書三昧

子供の頃は、本を読むのが好きだった。同じ本を何度も読んだり、全集を揃えて、本棚の前で悦に入っていた。

社会人になってからは、日々の忙しさにかまけ、本もあまり読まなくなっており、たまに英語の勉強を兼ねて洋書の小説を読む程度だった。

ところが、アメリカに来てからは、普段仕事で英語ばかり見ているせいか、無償に日本語の活字が読みたくなってきた。ニューヨークには、紀伊国屋やBOOK OFFなど日本の本を仕入れるのには事欠かない環境が揃っている。

そんな訳で、ニューヨークにきてからは月平均5-6冊は本を読むようになった。

良く読んでいるのは、池波正太郎、司馬遼太郎、藤沢周平、といったいわゆる「時代小説」「歴史小説」のたぐいである。

池波正太郎など、若い頃は、おっさんぽいなあ、と思って意図的に敬遠していたが、30歳も過ぎると、これが自分の中にピタリとはまるようになってきた。

若い頃は、小説を読んだ後、自分も坂本竜馬や高杉晋作みたいに時代を変えてやる!、と気持ちを高揚させたものだが、最近は、悲しいかな、自分の限界も見えてきたせいか、名もない武士や町人の話に共感するようになってきた。

通勤電車の中、ハドソン川を横目に、時代小説を読みながら、江戸時代にタイムトリップするのもなかなか楽しい。

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